手元に「人生最後の200円」があるとしたら、あなたはどう使いますか?

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質問です。


もしあなたの手元に、
人生最後の200円が残っているとしたら、
それをどう使うでしょうか?




彼が下した「決断」とは

ある日のことですが、
僕がホームセンターへ買い物に出かけようとすると
小学1年生の息子が「一緒にいきたい!」というのです。


まぁ、彼は車が好きですし、ドライブしたいのかな?
と思って一緒にいくことにしました。



しばらくして店につき、
一緒に中を歩いていると、
突然止まって、そこから微動だにしません。


その場所は、「おもちゃ」コーナーでした。


気付いてませんでしたが、見ると
しっかり自分の財布を持っているじゃないですか。


以前、「おもちゃが欲しい」と言われた時に、


「自分のお金で、自由に買えばいいじゃないか」


と僕が言ったのを憶えていたようで、
どうやら今回は自分のお金でおもちゃを
買いに行きたかったようなんです。


確か、そのときの彼の財産は
200円余りだったと思います。

その200円を握りしめ、
おもちゃを買いに来たのでした。


キレイに陳列されたおもちゃを見る
彼の眼差しは、まさに真剣そのもの。


「これはいくらなの?」

「+ゼイってなに?」

「ゼイを足すと、いくらになるの?」

「これは500円もするのか…」


こんなやりとりが何度となく、続きました。


そんな彼の悩んでいる様子をみて、


(あぁ、ここで僕が買ってあげたら、
こんなに悩まなくて済むんだろうな…)


と思うと、僕は少し泣きそうになったのを憶えています。


でも、彼が自分の財産で買うと決めた以上、
それを見守ってあげるのが親の務め。


心を鬼にして、彼の買い物に
最後まで付き合うことにしました。


多分、2〜30分経ったでしょうか。
悩みに悩みぬいた末、
彼が買ったのはこのおもちゃ。


DSC_2249

彼にとって、自分の財産の8割に相当する買い物で
かなり勇気のいる決断だったのではと思います。


ですが、流石に納得の買い物が出来たようで、
今だによく遊ぶし、もう手あかで汚れた
箱もカバーも一切捨てずに、
とても大切に使っています。


他の(僕が買い与えてしまった)おもちゃに比べたら、
随分な待遇の違いですね(苦笑)


大人からすれば他愛ないおもちゃの一つですが、
彼にとっては最も大切な宝物の一つとなりました。



彼はこの買物から、
多くのことを学んだようです。



お金は最強の「学び」の道具

僕がもし、もう余命いくばくもなく、
財産も底をついて200円しかないとしたら、
こういう使い方をしたいと思います。


つまり、子どもに、労働や価値提供の対価として
お金を渡し、そのお金を自由に使わせます。


お金は交換に使うツールでしかありませんが、
その交換は様々なモノや社会と連結していますので、
様々なことを自由に選択し、自らの体験として学ぶ道具に
最も適しているのです。


学校の宿題は、もちろん大切です。


テレビやゲームから何かを学ぶことも、
ある意味では大切でしょう。


ですが、子どもに最も役に立つ学びは、
「自ら考え、行動する体験」だと僕は思います。



ここでお金は、
子どもから「自発的に」行動するための「カギ」として
活躍してくれるわけですね。



さて。


いろいろなモノや体験を
親が「与える」ことがあります。


例えば、塾や習い事を沢山させることで
いろいろな体験を「効率よく」
子どもに与えることができるでしょう。


与えること自体は、
悪いことではないと思います。


しかし、それによって子どもが
学ぶ本質は何か?


僕たちはふと立ち止まって、
考えてみないといけません。


もちろん僕も、習い事もさせているので、
ちょっと耳のイタイ話です。


子どもの視点からすれば、沢山の習い事は
あたかも「天から降ってきた」数々のイベント、
という認識かもしれないのです。


確かに、短期間に沢山の知識や
スキルは習得できるでしょう。


しかし、生きていく上で最も大切なこと、
つまり


「自ら考えて、行動する勇気」


がいつまでも身につかないかも
しれないのです。



だからといって、大それたことをする必要なんて、
全然、ありません。


今回の件でも、動いたお金はたったの200円。


僕が普段からやっていることといえば、
無条件にお小遣いを与えずに、
何らかの労働や価値の対価として
お金を渡しているだけです。


あとはそのお金を自由に使っていいと言っています。
(ただし、親に報告したうえで)


彼は、この自由なルールに則って、
自分で考え、自分で行動し、
欲しいものを手に入れてくれました。


小さいことですが、かけがえのない一歩を
踏み出してくれたと思っています。


この行動は、僕自身、想像してなかったことです。


たぶん、本来子どもは、
自分で考えて、行動する力を
持っているのでしょう。


それを引き出す環境を
作ってやればいいんだと思います。


そしてその最も効果的なツールとして
活躍してくれるのが、実は社会と密接に
つながっているお金なのです。



ただし。


お金は諸刃の道具でもあるので
我々、大人自身がお金について「よく学ぶ」
必要があるのは、言うまでもありません。



子どもたちのために、
我々大人が学んでいきたいですね。



ps.

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こんにちは、林FP事務所代表の林健太郎です。ブログご訪問ありがとうございます。

工学博士(阪大)、個人投資家。投資歴は10年以上。金融機関に属さず、保険・証券の販売に一切関与しない、完全独立のファイナンシャルプランナーです。アラフォー、2児の父。

今後、日本では好むと好まざるとにかかわらず、どんどん自己責任が問われていくようになるでしょう。自助努力で資産形成していくこと、そしてその方法を中立な立場で伝えていくことが大切だと考え、独立して活動しています。

子どもにも安心して教えられる資産運用法を中心にお伝えしていますが、まだまだ「投資=難しい&ギャンブル」「投資=売買でドキドキ&忙しい」と誤解している方も多く、長期投資の考えを広めていけたらと思っています。

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