逆に「貯蓄保険を否定するのはよろしくない」、というご意見もいただきました。

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最近、読者様への回答シリーズが続きますが、
それだけ皆様に真剣にお読みいただいているということで、
大変ありがたいことです。


さてまたまたなんですが保険に関連して
先日、以下のようなご意見をいただきました。


メールの返信だけにしようかと思ったのですが、
実はメールが届かなかった(アドレス間違い)ため
こちらにも掲載したという経緯です。

(掲載許可はコメント時に頂いています)

保険での貯蓄に反対するのは、よくないでしょう。
周りの人は、貯蓄は無くなるが最終的には保険の貯蓄だけ残ったと言う人が多いですよ。
運用は、知らない人が多いです。われわれFPの責任もあるでしょうけどね。笑


こちらのご意見に対して、
以下のようにご回答しました。
(実際には、できませんでしたが…)


T様

おはようございます。
林です。

忌憚のないご意見を頂きまして、
ありがとうございます。

Tさんはきちんとしたご意見をお持ちのようですので、
立派ですね。

Tさんのようなご意見が世の中にあっても、
もちろん良いと思います。
最終的には契約者のご判断だと思いますので。

>周りの人は、貯蓄は無くなるが最終的には保険の貯蓄だけ残ったと言う人が多いですよ。

解約しづらいという性質を利用したほうがよい、
というご意見でしょうか。

であれば、少なくとも60歳までであれば
確定拠出年金が良いと思います。

来年からは、原則誰でも使えるようになりますので、
選択肢の筆頭候補にあがるはずです。

そのうえで更に、ということであれば、
保険も「含めて」幅広く金融商品を検討すればよいですし、
そのためのアドバイスをするのが我々FPの仕事だと思います。

検討の結果、やっぱり保険がいいとなれば、
それでよろしいのではないでしょうか。

僕の場合でも、保険を頭から除外することはありません。
クライアントが保険の内容を「正確」に認識し、
その上でご希望とあれば、もちろんOKとしています。

いずれにせよ、
世の中にいろんなご意見があること自体、僕は賛成ですし、
そうであるべきだとも思っています。

以上はあくまで、僕個人の考え方でしかありませんからね。

それでは、
今後ともよろしくお願いいたします。



…と、ご回答したかったのですが、
エラーメールで帰ってきてしまいました。(汗)

メールでの回答だけでもよかったのですが、
エラーで帰ってきてしまったので、
この場にも掲載することにしました。


ぜひご本人が、読んでくれるといいのですが…。


「貯蓄」という言葉に踊らされてはいけません

僕は一貫して保険での貯蓄や運用に否定的ですが、
もちろん、世の中に逆の立場の人や逆の意見の人がいるのも
承知しています。

で、その事自体は、社会の仕組みですので、
良くも悪くも、特に意見はありません。

自由社会ですから、そういうものだと思っていますし、
そうあるべきだとも思います。


むしろ、冒頭のTさんのようなFPは、
僕と意見は異なるものの、
しっかりと主張される方のようですから、
人間的には尊敬できるかもしれません。


ただ、一契約者として見る場合には、
やはり商品のメリット、デメリットを吟味して、
慎重に判断すべきですし、僕は商品からは
完全に独立したポジションですので、
お客さんの立場に立って、アドバイスします。


保険に関して言えば、やはり「安全・安心」という
イメージが先行していて、その上さらに預貯金よりも
少しでも有利なら飛びついてしまう、
という傾向があるのかなと思います。


実際には預貯金よりも遥かにリスクのある商品ですが、
そこは無視されてしまっている気がしますね。


保険は、預貯金よりも複雑でリスクのある金融商品ですから、
仮に検討するにしても、重要事項説明書ぐらいは
一から十までしっかりと読み込み、
100%理解した上で検討していきましょう。


現状では確定拠出年金が最強クラス


あなたの目的はなんですか?

保険を買うことですか?


違いますね。


あなたには保険という言葉に囚われず、
もっと幅広い視点で見てほしいと思います。


例えば、本当に長期間、老後に向けて
60歳から70歳ぐらいまで貯蓄したい、
ということであれば確定拠出年金が非常に有利です。

確定拠出年金のメリット、デメリットについては
1年以上前からこちらの記事にまとめています。


2017年からほぼ皆年金?個人型確定拠出年金(個人型DC)の基本を押さえておこう。




ざっくりいうと、節税効果が非常に高く、
確定拠出年金を使うだけで、運用などしなくても
大きなリターンが得られる可能性が高いです。


例えばあなたが今現在
国税、地方税合わせて25%
所得に課税されているとします。

確定拠出年金への拠出は全額所得控除ですから、
仮に月4万円拠出したら、25%課税分、
つまり1万円が可処分所得として手元に残るわけです。

それって、実質的に立派なリターンですよね。

しかも、投資や保険とは異なり、
「やれば確実に手にできる」ものです。


こんな有利な条件、他にはありません。


その分をみこして、例えば約5万円を
確定拠出年金に積み立てていけば、
運用などせずとも、最終利回り25%が
約束されているようなものです。

もちろん、
25%というのは変動する可能性がありますので
実際にはもう少し保守的に見る必要がありますが、
確実に得られるリターンというのは、
リスク付きで得られるリターンに比べれば
遥かに価値のあるものです。


また払い出し時に課税される可能性がありますが
退職所得や年金所得での扱いとなるので、
実はここも有利になっています。


しかも、原則60歳までは払い出しできませんから、
いわゆる保険でいうところの「強制積立」という効果も
いかんなく享受できますよね。


ダメ押しでもう一度お伝えしますと、
確定拠出年金を使って得られる節税リターンは
いわゆる「運用の知識」などとは全く関係ありません。

所得を得ている人が「口座を使うだけ」で、
誰でも得られるリターンです。



件のFPさんは保険と運用の大切さを訴えていますが、
そんな話まで行かなくとも、そもそも美味しい案件が
目の前にあるわけですから、使わない手はありません。


いかがでしょうか。


どうしても保険、保険と(FPさんが)おっしゃるなら、
以上のことも踏まえて、比較、検討されたら
いいのではないでしょうか。


少なくともこれぐらいの比較検討が
できているのであれば、それは(アドバイザーとしても)
素晴らしいことかなと思いますし、
そうあって欲しいと願っています。



確定拠出年金の
比較記事もありますので
よろしければご覧ください。




ps.

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こんにちは、林FP事務所代表の林健太郎です。ブログご訪問ありがとうございます。

工学博士(阪大)、個人投資家。投資歴は10年以上。金融機関に属さず、保険・証券の販売に一切関与しない、完全独立のファイナンシャルプランナーです。アラフォー、2児の父。

今後、日本では好むと好まざるとにかかわらず、どんどん自己責任が問われていくようになるでしょう。自助努力で資産形成していくこと、そしてその方法を中立な立場で伝えていくことが大切だと考え、独立して活動しています。

子どもにも安心して教えられる資産運用法を中心にお伝えしていますが、まだまだ「投資=難しい&ギャンブル」「投資=売買でドキドキ&忙しい」と誤解している方も多く、長期投資の考えを広めていけたらと思っています。

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