ファンドの運用レポートをチェックしたら、ベンチマークとの乖離が…。

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ファンドやETFを購入していると、
運用報告書というのが届くはずです。

「いや、私のところには来てません!」

という方も、証券会社内にアップされているので大丈夫です。

いくつかのファンド、ETFの運用報告書をチェックしたら、
少し気になるところもありました。


運用報告書(運用レポート)のチェックは地味で面倒だけど大切

個別株への投資なら、その会社のニュースリリースや、
最新のIRなどをチェックしますよね。

毎日チェックする必要はありませんが、
週1とか、最低でも月1ぐらいは
問題がないかチェックすると思います。


ファンドやETFの場合も同じことで
運用報告書を毎月ぐらいの頻度でチェックします。


この毎月チェックは、正直結構面倒で、
僕も「まぁ、問題ないだろう…」なんてサボったりしますが、
毎月チェックすることで見えてくる推移なんてのもありますので、
できれば欠かさずにやりたいところ。

毎月データを記録しておくと
読者の方にも役立つかもということで、
アップしていくことにします。

それと、、僕も、自分のサボリぐせを矯正するためと(笑)


各運用レポートについて

ファンドのチェックポイントとしては


  • 資産総額の推移
  • 運用体制の変化
  • ベンチマークとの乖離

がありますが、僕の場合メインはインデックスファンドなので
運用体制はそんなに影響ないと思います。

以下、個別に


日興-インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式

資産は順調に増えているようです。現在54億円程度。

ベンチマークとの乖離ですが、
2014-09-22 17.00.18運用レポートより抜粋)


のように、ベンチマークを上回っています。
(アクティブファンドとは反対ですね)

3年間で+7.5%、設定来では+15.6%、
(恐らく配当除き)ベンチマークを上回っています。

もちろん、信託報酬などのコストを差し引いた結果でこれです。


SMT グローバル株式インデックスオープン

こちらの資産は365.7億で、先月より+17億増加。
ファンドの基準価格の伸びを超えていますから、
順調に資金が流入しているようです。

こちらもベンチマークより上ぶれ。
3年で+11.99%、設定来では+15.61%となっています。

特に異常なところはなくて、順調そのもの。


EXE-i 先進国株式ファンド

少し気になるのが、こちらのファンド。

上の「SMTグローバル株式」と比べると、
インデックスより下ぶれしています。


こちらがSMTグローバル株式の基準価格推移で

2014-09-22 17.56.36SMTグローバル株式運用レポートより)


こちらがEXE-i先進国株式ファンドの基準価格の推移。

2014-09-22 17.56.17EXE-i先進国株式ファンド運用レポートより)


いずれもベンチマークは「MSCIコクサイ」です。


ただし、ベンチマーク自体騰落率がファンド間で3%ほど違っており、
そもそも計算方法が異なるようです。


両者のベンチマークの違いを確認したところ、
SMTは「配当除き」、EXE-iは「配当込み」のベンチマークでした。
(使用している為替レートも少し違うようですが、それは微々たるもの)

なのでEXE-iの方がベンチマーク自体、3%ほど高めに出ています。

両者とも、配当除きベンチマークに揃えて比較すると
EXE-iもベンチマークを若干上回っています。

同じ期間(直近1年)で見ると
両者間で1.5%ぐらいの差があります。
(SMTが+1.5%)

SMTの方が資産規模も大きいので
かなり効率的な運用が出来ている、ということでしょうか。


信託報酬コストはSMTの方が大きいですが、トータルの効率という意味で
投資先としては現状SMTが適切かもしれません。


EXE-iは非常に低コストなインデックスファンドがウリなので
ぜひもっと頑張って欲しいところです。
(というか、僕のDC口座のEXE-iに頑張ってもらわないと...w)


1566 上場新興国債券ETF

資産は31億円程度の比較的新しいETFです。

2014-09-22 18.14.32日興AMファンドデータより)

青がベンチマーク、赤がETFの基準価格で、
こちらもベンチマークより下め。

ETFなので分配金が出てしまう(自動再投資できない)のは仕方がないのですが
年6回も出るのはどうかなぁ…。

直近の分配金は元本に対して5%を超えていて、
NISAを使わなければ税金により最大年-1%相当のコストとなります。

(ちなみにファンドであっても、必要に応じ課税後に再投資となるので
ここは一律にデメリットではありませんが)

打診的に買ってはみたものの、
投資効率はやっぱりよろしくないかも知れません。

新興国債券ファンドについては、
別記事で分析しようと思っています。


まとめ

資産額とベンチマークからの乖離を中心に
ファンド、ETFの報告書をチェックしました。

EXE-i、新興国債券ETFがベンチマークより下ぶれしているのは
運営にコストがかかることを考えればある意味普通だと思います。


SMTシリーズの運用効率がちょっと異様なのかも…



ファンドについて新しいことがわかれば、またお伝えします。


ps.

努力や投資法とは無関係に、こんなに資産が変わることはご存知でしたか?


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こんにちは、林FP事務所代表の林健太郎です。ブログご訪問ありがとうございます。

工学博士(阪大)、個人投資家。投資歴は10年以上。金融機関に属さず、保険・証券の販売に一切関与しない、完全独立のファイナンシャルプランナーです。アラフォー、2児の父。

今後、日本では好むと好まざるとにかかわらず、どんどん自己責任が問われていくようになるでしょう。自助努力で資産形成していくこと、そしてその方法を中立な立場で伝えていくことが大切だと考え、独立して活動しています。

子どもにも安心して教えられる資産運用法を中心にお伝えしていますが、まだまだ「投資=難しい&ギャンブル」「投資=売買でドキドキ&忙しい」と誤解している方も多く、長期投資の考えを広めていけたらと思っています。

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