確実に儲けるために、最初にすべき準備とはなんでしょうか。

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資産がなかなか貯まらない…

資産どころか、ちょっとした貯金すら、
増えたり減ったりが続いている…。

そんなあなたがまずやるべき、
あることとは何でしょうか?

お金が貯まらないのはある意味必然であって、
資産を築いていくためには、まずは
使いすぎを防ぐ「仕組み」が必要なのです。




確実に儲かるとは怪しいよね…?

失礼しました。
ちょっとタイトルが怪しすぎたかもしれませんね。


確実に儲かる部分というのは、要は


 マイナス部分を減らす


ということです。


資産というのは

 資産の増減=(収入ー支出)+資産x運用利回り


という方程式にしたがって増えたり減ったりするわけですが、
このなかでもまず始めに「支出」にフォーカスを当てます。


なぜ支出が最初なのか?


よくあるアナロジーとして「バケツ」があります。

バケツに水を入れるのが「収入」で、
バケツの蛇口から出て行く水が「支出」。

資産x運用利回りについては、
たとえばバケツの水が温度によって体積が一定率だけ増えたり減ったりする、
そういうイメージでいいでしょう。


この前提で、いかにバケツの水を増やすか?
を考えるのが資産構築の出発点です。


で、日本人であれば「もったいない」という概念を
使わないわけにはいきません。

バケツの蛇口から漏れ出る水は、
やはり「もったいない」ですよね。


ただ、もちろん漏れを「ゼロ」にするわけにはいきません。

人は食べないと生きていけませんから、
生きていくのに必要なだけの水は最低限、確保します。

それを確保した上で、じゃぶじゃぶ漏れている
「もったいない水」の部分に目をつけていくわけです。


実はこの蛇口がしっかり閉まってないと

どれだけバケツに入れる水の勢いを増やしたところで、
バケツの水は増えていきません。



 そんなの、当たり前じゃないか!
 バカにしないでほしい!


と言われそうですが、蛇口を締める、
つまり支出をコントロールするのは
それがとても重要であるにかかわらず、
上手く出来ている人は非常に少ないです。

だからこそ、支出を最初に考える必要があるんです。


ここはとても不思議に見える部分なのですが
どうやら放っておくと人は稼げば稼ぐほど、
使ってしまう性質があるようなんです。

特に年収700〜1000万程度の人が
一番危険です。


今ちょっとドキッとしませんでした?


もちろんそれ以上稼いでいる人でも、それ以下でも、
何も考えずにいれば稼いだ分だけきっちり使ってしまいます。


なぜか。


給料が上がったからといって、
別に生活費も上げないといけない、
なんて法律はどこにもありません。

考えれば、不思議な話ですよね。


これは心理学、行動経済学でいうところの「アンカー効果」や
「心の財布(メンタル・アカウンティング)」が
深く関わっています。


アンカー効果とは事前に提示された数字が
その後の決断に深く影響する効果のことで、
この場合は「手取り額」が「自分が使っていい金額」
としてアンカーされてしまいます。

アンカー効果をなめてはいけません。

人はどんな数字でも無意識にアンカーにしてしまう性質があって
全く無関係な学生証番号のような数字であっても、
その後の行動に影響を与えるという実験結果もあるほどです。


毎月、給与明細は見ますよね?


そこには、いろいろ天引きされた後の
「手取り額」が記載されているはずです。

その「手取り額」が、強いアンカー効果を産みます。


次に、心の財布とは、本来お金には色がついていないにもかかわらず
このお金はなになに用のお金だと、
勝手に心が分類してしまうことを指します。


ほとんどの人は給料から様々な
固定費、生活費を支出していますから

 給料=消費するお金

と心の中でヒモ付けしてしまっているんですね。

つまり、無意識のうちに

給与明細でみた手取り収入=消費するお金

と心が認識してしまうわけです。

この二つの心理効果による相乗効果はかなり抗(あらが)いづらく
この心理効果を知らずにいると、どんなに頑張って収入を増やしても
それに応じてどんどん支出が増えていってしまいます。

怖いのは、とにかく「無意識」という点です。


僕も以前、年2000万円近く収入があったことがありますが、
なぜかほとんど使ってしまい、その年に増えた貯金は
たったの100万円でした。

今から考えれば、まだ増えただけマシです。


でも、当時は原因がよく分からなかったんです。
僕自身、アンカー効果と心の財布効果に
まんまとハマっていたわけですね。

(実際にはもう少し複雑な心理効果も関わっています。
 それについては別途。)


というようなことがあって、支出をコントロールする
重要性を再認識させられたわけですが、
とにかく支出をコントロールする術をつけること、
これが資産構築のための「キモ」になっていることを
十分に理解してください。

これが身につかないと、資産構築は夢のままで
終わってしまいます。


しかし、心配はいりません。
実は比較的簡単に回避する方法があります。


給与天引き


です。

貯金や投資に回すお金を、
給与天引きでまず最初に引き去ってしまう。


無意識な心理効果なのであれば、
それが発生する前に抑えてしまおう、
というアイデアです。

別に目新しい方法だというわけでもなく、
今から2600年ほど前に栄え、
バベルの塔で知られる古代バビロン王朝の富豪たちも
地道な給与天引きを実践していたと言われています。

人の本質というのは、昔も現代も、
案外変わらないものですね。

ちなみにバビロンはユダヤ人(元ユダ王国人)の誕生に関わっていて、
ユダヤ人の金儲け上手、にも深い関連があります。

ユダヤ人は宗教上(古代では政治的とほぼ同義)の理由で
キリスト教から迫害を受けますが、
その迫害の歴史から資産をいつでもすぐに持ち逃げできるもの、
証券や高価なダイヤなどの金融資産が多かったといいます。

そうした政治的背景も、彼らの金融リテラシを強化した
一因となっています。


おっと、いつものクセで少々脱線してしまいましたが、

とにかく給与天引きすることでアンカー効果と心の財布効果を
未然に防ぐことができます。


逆に言えば、これ以外の方法もなかなか見当たりません。


会社に、二つの口座に振り込む仕組みがあれば、
一方を天引き口座にしましょう。

そうした仕組みがないなら、
給料日に自分で「天引き」してしまいましょう。

もちろん天引きしたお金に手を付けてはいけません。
天引き用口座のキャシュカードは、
持ち歩かないようにしてください。


これだけです。

時間もお金もかかりませんし、
とっても簡単なので、是非やってみてください。


ps.

努力や投資法とは無関係に、こんなに資産が変わることはご存知でしたか?


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プロフィール


こんにちは、林FP事務所代表の林健太郎です。ブログご訪問ありがとうございます。

工学博士(阪大)、個人投資家。投資歴は10年以上。金融機関に属さず、保険・証券の販売に一切関与しない、完全独立のファイナンシャルプランナーです。アラフォー、2児の父。

今後、日本では好むと好まざるとにかかわらず、どんどん自己責任が問われていくようになるでしょう。自助努力で資産形成していくこと、そしてその方法を中立な立場で伝えていくことが大切だと考え、独立して活動しています。

子どもにも安心して教えられる資産運用法を中心にお伝えしていますが、まだまだ「投資=難しい&ギャンブル」「投資=売買でドキドキ&忙しい」と誤解している方も多く、長期投資の考えを広めていけたらと思っています。

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