証券会社の投資信託ポイント還元まとめと還元ランキング

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ネット証券各社が、投信保有額に応じてキャッシュバック
(ポイント)のサービスを競いあっています。

SBI証券の「投信マイレージ」、カブドットコム証券の「毎月ポイント」、マネックス証券の「マネックスポイント」、楽天証券の「ハッピープログラム 投資信託ポイント」。

主要ネット証券のポイント還元率が高いのですが、
もらえる条件が少しずつ異なっていたりします。

「ポイントって、投信を買ったらもらえるの?」
という初心者でも分かりやすいようにまとめてみました。

(正解は「投信を保有している期間はずっともらえる」です。)


ポイント(キャッシュバック)とは

各社とも、投資信託の保有残高に応じて、
ポイントを付与するサービスを提供しています。

このポイントは現金に替えられたり(実質キャッシュバック)、
グループ内のショッピングに使えたりするものですが
ポイントと言ったりキャッシュバックと言ったりすると混乱するので
ここでは「ポイント」で統一します。


このポイントのもらえるタイミングともらうための条件ですが、


  • タイミング:毎月
  • 条件:投資信託の保有残高に応じて決まる(最低残高の条件がある場合も)

というのが基本になっています。

「え?投資信託を購入したタイミングでもらえるんじゃないの?」

と思っていた方、それは違うんですよ。


確かに、買い物とかでもらえるポイントは、普通、
買ったときの金額に応じてもらえるものがほとんどなので
そういうイメージを持ってしまうのも仕方ないと思います。

でも投信のポイントは購入金額ではなくて、
最低保有残高を超える保有残高(評価額残高)があるかぎり、
毎月ずっともらえるんですよね。

つまり、買い物のポイントよりも投信ポイントの方が
長期的には大きな金額になっていく可能性が高い、
ということです。

簡単な例で、100万円の買い物で還元率1%の場合と
100万円の投資信託への投資で還元率0.1%を
比べてみましょう。

★100万円の買い物
100万円x1%=1万円

★100万円の投資信託への投資(平均評価額が変わらないと仮定)
100万円x0.1%=1000円/年
10年間保有した場合、1000円x10=1万円
20年間保有した場合、1000円x10=2万円


と、同じ100万円であっても投信ポイントの方が
長期保有するほど1度の買い物の還元金額よりも
大きくなっていきます。

投信ポイントの場合、わずか0.1%の差が、
チリツモで非常に大きな差となってくるわけです。



還元率だけでは分からない?各社ポイント還元条件の比較

還元率の高さだけで言えば、
SBI証券とカブドットコム証券が年間最大0.24%と、
マネックスの3倍、楽天証券のなんと5倍と、ダントツです。

SBI証券に1000万円の投資信託を保有しておけば、
毎年2万4千円ゲットできる計算!


これはデカイですね。

ただ、最高還元率をもらうための条件がいろいろあるので
単純に還元率だけでどっちでもいいや、というわけにはいきません。

また、SBI証券の場合はSBIカードとの合わせ技が必要になります。
(SBI証券の最大還元0.2%に、SBIカードの最大還元1.2倍の組み合わせ)

そこで、各条件を一覧で比較できるよう
表にまとめてみました。


投資信託ポイント還元比較 一覧表
SBI証券 カブドットコム証券 マネックス証券 楽天証券
最大還元率(年換算%) 0.24 0.24 0.08 0.048
ポイント名 SBIポイント 投信ポイント マネックスポイント 楽天スーパーポイント
最大還元率をもらうための投信保有残高 1,000万円 3,000万円 なし なし
ポイント還元のための最低保有残高 なし なし なし 10万円
ポイント有効期限 最低2年間(1/25を年度〆とし、ポイント獲得日の翌々年度末(1月31日)) 3年間 最低2年間(ポイント獲得日の翌々年度末(3月31日)) 事実上なし(ポイント付与時に1年間自動延長)
最低交換ポイント単位 1(1円) 100(1万円) 10(50円) 1(1円)
ポイント換算レート 1ポイント=1円 1ポイント=100円 1ポイント=5円 1ポイント=1円
対象外の投資信託 EXE-i シリーズ/MMF、中国F、MRF/外貨建MMF/ETF、REIT 等 信託報酬0.24%未満の投資信託 MRF、MMF(※外貨建てMMFは一部ポイント付与対象)/ニッセイ日経225インデックスファンド/eMAXISシリーズ 等 MRF/外貨建てMMF
その他の特徴 10,000ポイントをSBIカードで12,000円に換金 セゾンカードの永久不滅ポイントへ交換可能 楽天銀行の「レベル」も貯められる
独自ランキング
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必要手続き SBI証券の口座開設SBIカードの申込 カブドットコム証券の口座開設 マネックス証券の口座開設 楽天証券の口座開設楽天銀行の口座開設


SBI証券とカブドットコム証券の主な違いは

  • 最高還元率の条件が、保有残高1000万円とSBI証券の方が敷居が低い
  • カブドットコム証券は最低交換ポイント単位が100ポイント(1万円)からと、ポイントの取り逃しのリスクがある

で、トータルで見ればSBI証券+SBIカードの方が自由度が高くて有利なんです。

マネックス証券と楽天証券はこれら2社にくらべて還元率が大幅に低く、
ポイント狙い目的ではお勧めできません。


ということで投資信託を積み立てる場所としては
SBI証券が最も有利
というのが僕の結論です。



SBI証券とSBIカードの連携で最強キャッシュバックライフを満喫しよう

SBI証券の最高還元率は


  • 投信保有平均残高が1000万円を越えると0.2%還元
  • SBIポイントが10,000ポイント貯まったら、SBIカードで12,000円に換金

という流れで実現できます。

(注:2015年10月からSBIカードの年会費が条件付き無料となりました。
投信保有残高が少ない場合に影響がありますので、
こちらの記事も参考にしてください。

SBIカードの還元率が低下。SBIの投信マイレージに影響か?



この二つは同時に達成する必要はないので、
例えば投信の保有残高が1000万円以下(0.1%還元)であっても、
時間を掛けて10,000ポイント貯めてからSBIカードで換金すれば
0.12%の還元となるので無駄がありません。

では具体的にどうやってSBI証券とSBIカードを連携していくのでしょうか?

  • SBI証券から住信SBIネット銀行を開設する

SBI証券のハイブリッド預金先になっている、
住信SBIネット銀行を開設します。

SBI証券内のリンクから比較的簡単な手続きで口座開設できますので、
スキマ時間にでも手続きしておきましょう。


  • SBIカードでSBIポイントを換金する

最初に1回、以下の手続きをしておきます。
SBI証券でポイントを貯める!|SBIポイント
のページを参考に、SBI証券のポイント利用開始手続きをします。

次に、「SBIポイント」と「SBIカード」を連携させます。

「SBIポイント」にログインし、換金手続きを進めると、
「SBIカードとの連携が確認できていません」と言われるので、
そのページ内にあるリンクからSBIカードのサイトにログインします。

ここからちょっと分かりにくいのですが
SBIカードサイト内の以下のリンク

2014-10-05 17.19.14
「ポイント」メニュー内の「SBIポイントへ以降」
から、SBIポイントへ以降手続きを進めます。


ここまで済めば、あとは自由なタイミングで
SBIポイントサイトからポイントを換金するだけです。


SBIポイントサイトにログイン後
現金交換メニューから以下のように手続きできます。

2014-10-05 17.33.18


2014-10-05 17.25.09

これで換金手続き完了です。


毎月コツコツポイントが貯まれば
それだけ資産形成速度が確実に早くなります。

資産運用のメイン証券会社として上手に活用していきましょう!


↓SBI証券の詳細はこちら





ps.

努力や投資法とは無関係に、こんなに資産が変わることはご存知でしたか?


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コメントは8件です

  1. おかだ より:

    はじめまして。

    投資についての情報収集のため最近から拝見させて頂いていました。

    確認なのですが…。

    貴ブログ
    【証券会社の投資信託ポイント還元まとめと還元ランキング 2014年10月05日(日)】
    でのSBIポイント最大還元率(年換算%)は0.24となっていますが、正しくは0.2%ではないでしょうか?

    SBIの当該サイトでは月の平均保有額が1,000万円以上 → 月間平均保有額×0.2%(年率)となってます。

    • より:

      おかだ様

      コメントいただき、ありがとうございます。

      しかもかなり読み込んでいただいているようで、
      嬉しい限りです。

      ご指摘の件、それでも間違いではないのですが、
      僕が記事に書いた0.24%はSBIポイント還元(0.2%)に
      さらにSBIカード(1.2倍)を組み合わせた場合の
      最大還元率となっています。
      (SBIカードは10000ポイントを12000円で還元してくれます)

      結果、

      0.2% x 1.2 = 0.24%

      となるのですが、
      ちょっとややこしいですね…。

      わかりやすくするために、
      当該記事中にコメントを入れておきます。

      ありがとうございました。

  2. おかだ より:

    林様

    早々のご回答有難うございました。

    SBIカード10000ポイント時1.2倍で交換も入ってたんですね。
    少し前に見た記憶があるのですがすっかり忘れていました。
    こちらの勉強不足(注意不足)にも関わらず丁寧にご説明頂きお手数おかけしました。

    正直、各社のポイントシステムや商品を勘案していると結構混乱して悩んでいます。

    具体的には、現在NISA利用にあたってSBI証券でバランス型投信積立にするかカブドットコム証券で
    フリーETF時間分散にするかで調べ中で、林様のブログでも関連記事で勉強させて頂いております。

    フリーETFだとMAXISJリートも気になってるのですが貴ブログご指摘の通りフリーETFはTOPIX以外
    出来高が少な目なので株も素人の自分がうまく買い進められるのか? それの対抗馬として
    <購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックスファンドのほうが良いのでは? というのも悩んでます。
    NISA期間終了後の事もありますし…。

    これらの知見についてももし機会ありましたらブログででも触れて頂ければありがたいです。

    林様と比べたらレベルは低いですが私も理系上りのせいか、貴ブログは非常に論理的で定量的な印象が
    強く、参考とさせて頂いています。

    • より:

      おかだ様

      コメントありがとうございます。

      > こちらの勉強不足(注意不足)にも関わらず丁寧にご説明頂きお手数おかけしました。
      いえいえ、全然問題ありません。
      むしろ、こうやっていろいろ
      ご意見いただけるほうがありがたいです。

      いろいろ情報がありすぎて混乱するのは当然かと思います。

      > これらの知見についてももし機会ありましたらブログででも触れて頂ければありがたいです。
      分かりました。
      近いうちに、記事にしてみたいと思います。

      > 私も理系上りのせいか、貴ブログは非常に論理的で定量的な印象が強く、
      ありがとうございます。

      理論的になりすぎて嫁さんに怒られることもありますが(笑)
      分かりやすく伝えられるよう、努めていきたいと思います。

      これからもよろしくお願いします。

  3. おかだ より:

    林様

    度々ありがとうございます。

    J-REITのインデックスファンド&ETFについてのご説明を催促しておきながら、その後貴ブログで

    【J-REIT vs TOPIX。人気のJ-REITに投資のメリットはあるのか?2014年09月20日(土)】

    という記事を見つけ拝見していたら、たとえNISAでインデックスorETFでもREAT1本商品は他の商品と比べ
    相対的にちょっと微妙な気がしてきました。
    まだニッセイのほうは年1回決算なのでましなのかもしれませんが…。

    先のSBIポイントにしても貴ブログの他記事を検索させて頂いたらちゃんと説明して頂いている個所が
    いくつかヒットしました。

    いずれにしろ、ろくに貴ブログを調べもせず場当たり的な問い合わせをしてしまいお恥ずかしい限りですが、
    また貴ブログを通じて色々お話聞かせて頂ければ嬉しいです。

    取りあえずまだピンポイントで貴ブログを見ていたレベルなので、これからじっくり勉強させて頂きます。(苦笑)

    • より:

      おかだ様

      いえいえ、お役に立てればなによりです。

      J-REITは僕もそんなに重視していません。

      ですがまぁ、投資は個々人の判断でやるものですので、
      あくまで一個人の意見として捉えていただければ。

      今後もお気軽にご相談ください。

  4. くろかわ より:

    SBIカードを持たないと還元率は落ちます。
    2016年からSBIカード、年会費がかかるようになったので、少額しかカードを使用しない人は損になりました。

    • より:

      くろかわ様

      素晴らしいご指摘、ありがとうございます!
      年会費がかかる分、不利になってしまったのは、
      少し残念ですよね。

      SBIカードの年会費と投信マイレージの還元率に関する
      記事がありますので、ご参考にしてください。

      SBIカードの還元率が低下。SBIの投信マイレージに影響か?
      http://xn--vck0b9h632vz0vb.jp/?p=4204

      (分かりにくくてすいません。
      こちらの記事からもリンクを張って
      簡単に参照できるようにしておきます)

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こんにちは、林FP事務所代表の林健太郎です。ブログご訪問ありがとうございます。

工学博士(阪大)、個人投資家。投資歴は10年以上。金融機関に属さず、保険・証券の販売に一切関与しない、完全独立のファイナンシャルプランナーです。アラフォー、2児の父。

今後、日本では好むと好まざるとにかかわらず、どんどん自己責任が問われていくようになるでしょう。自助努力で資産形成していくこと、そしてその方法を中立な立場で伝えていくことが大切だと考え、独立して活動しています。

子どもにも安心して教えられる資産運用法を中心にお伝えしていますが、まだまだ「投資=難しい&ギャンブル」「投資=売買でドキドキ&忙しい」と誤解している方も多く、長期投資の考えを広めていけたらと思っています。

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