こんにちは。林FP事務所の林です。
イオングループが株主に発行している
株主優待カードが先日届きました。
買い物金額に対して一定割合の
キャッシュバックが得られるというものです。
優待なんて微々たるもの、と思われるかもしれませんが
実際のところはどうなんでしょうか?
検証してみました。
僕は桐谷さんのような徹底した優待ライフを
送っているわけではありませんが、
優待については(自分にとって)利回りの良い物を厳選して
銘柄保有するようにしています。
その一つがイオンの株主優待カード。
イオングループで購入した金額を半年ごとに集計し
一定の割合をキャッシュバックしてくれる、
というのがこの優待カードの基本メリットで
わずか単位株を持つだけで3%のキャッシュバックになります。
たったの3%?
と思うかもしれませんが、消費税を3%上げただけで
大きく消費が落ち込んだことを考えれば、
3%のキャッシュバックのありがたみも理解できるはず。
例えばこんな感じで年2回、キャッシュバックされます。
使う金額にもよりますが、この例だと
年間1万円ぐらいになるので、
結構大きいですよね。
他にも10%割引店舗などがありますので、
実質的にはもっと金銭メリットが出るでしょう。
イオン株は今なら10万円程度で購入できますので、
僕にとっては5%以上の利回りが期待できて
それなりに美味しい投資案件ということができます。
もちろん今後イオングループでより多く購入すれば、
(株価が変わらなければ)その分利回りも上がっていきます。
しかもこうしたキャッシュバックは雑所得ですので
年間20万円までなら申告不要、実質非課税です。
(詳細は税務署にお問い合わせを!)
さらに僕が気に入っているのが「手軽さ」です。
いくら優待利回りが良くても、
不便で使いにくかったり、
自分の労働コストがかかってしまっては本末転倒。
僕は自分の生活スタイルを変えてまで優待をもらおうとは思いませんから、
普通に生活していたら勝手に得するものでなければいけません。
やっぱり優待は、
あとは当然ながら、投資ですので業績とのにらみ合いです。
最低限の業績チェックはして、納得の上で購入しましょう。
僕は優待還元のメリットを含めれば
長期的に十分元が取れると判断して
購入しています。
メインの資産運用は低コストファンドなどを活用し、
資産の一部を個別銘柄に充てる、というのは悪くないと
個人的には思っています。
特に優待というのは日本人の特権みたいなところもあって、
人によってはかなりのメリットが出ますから、
活用しないとある意味、損ですよね。
個別株取引するのであれば、こちらの記事で手数料の徹底比較をしていますから
参考にしてみてください。
イオン株主向けで面白いのは
マネックス証券の独自サービス。
イオン株主に対し、
マネックス証券でのイオン株「買い付け」手数料が無料になります。
イオン株を「買い増し」したい方は、マネックス証券が狙い目でしょうね。
ただし売却時は手数料がかかりますのでそこは注意したいところです。
優待狙いは10〜20万円程度の資金から始められますから、
そういう意味でも初心者は入りやすいと思います。
イオンの株主優待の話をしたついでに、
さらに節約効果を高める方法をご紹介します。
イオングループで使える電子マネーはWAONですが、
このWAONと一体となったイオンカードを組み合わせれば、
イオングループの最強節約システム(!)が完成します。
仕組みはこうです。
の、三重還元。
オートチャージなのでチャージする手間も省けます。
これにより、単位株主であっても
0.5+0.5+3=約4%の還元
を受けることが出来るようになります。
消費税が3%上がっただけで消費が大きく落ち込むぐらい
節約志向が高まっている中で、4%還元はかなり大きいです。
イオンカードだけでも最大1%還元が受けられますから、
これを使わない手はないでしょう。
さらに、CMでもおなじみのお客様感謝デーに買い物をすると
イオンカード+株主優待で
約8〜9%還元
となります。
カードだけでも約6%還元。
もちろん、年会費無料なので
特にリスクやデメリットはありません。
名著「となりの億万長者」でも、資産家には
節約家、倹約家が多いというデータが示されています。
賢く、楽しく支出を減らしながら、
コツコツ資産を増やしていきましょう!
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