10月1日からSBIカードの規約が変更され、
ポイント還元率が低下することになりました。
SBIカードをショッピングで利用していた人は
ちょっとショックだと思いますが、
SBI証券の投信マイレージ用にSBIカードを持っている場合、
実はそこが問題ではないんです。
少し詳しくみていきましょう。
詳しくは
SBIレギュラーカードの規約変更詳細
をご覧頂くこととして、
今回の変更点のうち関係あるものをまとめると
となっています。
これはかなりの改悪ではないか…残念。と思うのですが、
実はSBIポイントの還元率に変更はありません。
(事務局に確認済み)
SBI証券の投信マイレージはSBIポイントとして受け取りますが
SBIポイントの換金レートは今回の変更では変わらない
というわけです。
そうか、なら大丈夫だ…と思ったのもつかの間、
間接的に影響があるんですよね…。
ちょっと話がややこしくなってきましたので、
まずはSBIポイントの換金ルールについて、
確認してみましょう。
住信SBIネット銀行を使うことは前提にして、
SBIカードを使うかどうか?
を考えてみます。
通常の交換レート(SBIカード会員以外)は、
SBIポイント1ポイントにつき、0.85円。
SBIカード会員は1ポイント1円または1.2円になりますが、
その代わりカード年会費がかかる場合がでてきます。
…と、こういうややこしいときは
グラフで損益分岐点を見るのが一番です。
カード年会費がかかるという条件では、
ポイント数が少ないうちは不利です。
年間獲得ポイントが5000ポイントを超えた時に、
はじめてSBIカード会員の方が有利となります。
これは、ポイント有効期限の2年の間に
1万ポイント以上を貯められる最低ラインが年間5000ポイントで、
1万ポイントを12000円と交換できるようになるのが
大きく効いています。
結論として、
なお、SBIカードで年間10万円以上のショッピング利用があれば
年会費が無料となりますが、年会費を無料にするためだけの利用は
SBIカード自体のポイント(サークルプラスポイント)
の還元率が低すぎて、おすすめできません。
ですので、SBIカードの年会費は素直に支払い、
クレカのポイントは還元率の高い1枚に集約して
無意味な利用をしないよう、賢く使うのがお勧めですね。
ということで、SBI証券の投信残高が多い方は
SBIカードも併用して上手にキャッシュバックしましょう!
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